コラム
2006年02月27日
塗滴 2006.02.15 ホームセンターはDIYの原点回帰・・・
ホームセンターはDIYの原点回帰とともに、住宅リフォーム事業を積極化している。その核のひとつとなるのが塗料の売り場の見直し。ここ数年、購買先を絞り込み、コスト対応力を高めてきた。また関連する副資材は中国などからの調達を増やしている。従来からのコスト中心の売り方に大きな変化はないが、リフォーム事業の方向ではコンサルティング(対面販売)を強化する動きもある。またプロショップとして、塗料などの資材のプロスペック商品のラインを充実させる動きも根強い。プロから見ると品揃えや品質に見劣りする面はあるものの、年中無休のメリットなどからセミプロ層の吸引力はかなりある。それとともに一般の生活者もプロの材料への関心があり、量販店ルートは無視出来なくなっている。これに対し専門店ルートである塗料販売店に切り札となる対抗策があるのかとなると心もとない。デリバリーサービスや掛け売りだけでは競争にならない。また御用聞きスタイルをベースにした人間関係だけの商売では崩れる時がくる。塗料販売店にとってプロをうならせるポイントは品質と価格しかない。言い換えれば「何をいくら売るのか」のポリシーとなる。品揃えは品質に関わる問題との認識が少し薄いように危惧する。品質と価格で商品を選別して、売り切る力が大切。(M)