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コラム

コラム塗滴シリーズ

2006年03月12日

塗滴 2006.02.22 塗料という商品には不透明感が…

塗料という商品には不透明感がつきまとう。一般的には「半製品だから」ということになる。この考えは間違いではないが本質的ではない。「塗ってナンボ」、「塗膜商品」と言われてきた。大半の塗料が液体として市場に提供されているのだから、当然の指摘。こんなことは当たり前のことになっている。大事なポイントは半製品から由来する「難しい商品」である点にある。塗ってみないと効果や品質が見えてこない。塗るレベルによって品質にバラツキが出る。もっと問題なのは「塗料のメリットを見せるツールがない」点に帰結する。確かに色見本帳や塗り板見本はある。ペイントカラーのパンフレットも多くなってきた。これらをうまく使えばペイントカラーの世界の魅力が伝えられるかというと、かなり懐疑的にならざるを得ない。クライアントから「本物のイメージがわかない」との声が絶えることはない。このもどかしさは塗料が表現力に優れているところにある。逆説にはなるが塗料のデザイン自由度は他の商材を大きく上回っている。カラーバリエーションから質感まで、あらゆる素材や形状、更には塗る条件に対応出来る。このフレキシブルさが安易さと混同されてきたきらいがある。問題点を明確にしよう。根本的なネックは業界人の塗料の魅力を伝える熱意不足。(M)

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