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コラム

コラム塗滴シリーズ

2006年06月02日

塗滴 2006.05.24 塗料工業から塗料産業へ。改めて・・・

塗料工業から塗料産業へ。改めて言うまでもなく、日本塗料協会が担ってきた塗料の普及・啓発事業(古めかしい言い方ではないか)が協会解消に伴って日塗工に移行した。しかし広角的に捉えれば、従来のような製・販・装の在り方が市場的にも社会的にも通用しなくなっていることが背景にある。顧客から見ればメーカーを含めた「塗料産業」と映っており、一体としての業界が枠組といえる。とはいえ業界常識では決して一枚岩ではない。建前としての連携はあっても、利害がバッティングする局面から、実態はバラバラな動き。日塗協は塗料倶楽部を母体に発足しただけあって、会員は製・販・装メンバーで構成。塗料の普及事業に協会が地道な活動をしてきたことは評価出来るが、事業資金の問題などから普及活動の制約もあった。それに比べ日塗工は人材の面でも資金力の面でもパワーがある。従来の枠にとらわれない普及活動が出来る可能性がある。普及・啓発ではなく、塗料産業の社会的責任との立場から社会、コミュニティー(地域)、そして生活者の視点で事業を再構築する必要がある。このためには広く業界からの声を聞くのはもちろんのこと、生活者の声もダイレクトに汲み上げるモニタリングなど、従来の枠を破った活動に踏み出してほしい。(M)

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