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コラム

コラム塗滴シリーズ

2006年06月23日

塗滴 2006.06.14 リスク(危険負担)なき経営に明日は・・・

リスク(危険負担)なき経営に明日があるのだろうか。国内市場は一部分野を除き需要の縮小が依然進行している。量が減ったら付加価値を高める鉄則も思惑通りには行われていない。こうした中で「今は先行投資や人員を増やすべきではない」とのマインドが支配的。この傾向は特にディーラーに強い。ある大手ディーラーのトップは「規模は多少大きくても世間からすれば高が知れている。家業なので社員を1人増やした負担を考えるととても出来ない」と臆面もなく語る。企業ではなく家業との認識は実態に近いものだし、リスクのためのリスクは避けた方がいいに決まっている。問題は家業の目的があいまいなところにある。家業なのだからつぶさない(倒産させない)経営が一番との感覚が暗黙のうちにあるのでは。「何のために経営をするのか」が不明で、社員に売上目標(ノルマ)だけ押し付けるような現場の現実を無視した業態では、やる気どころか働くことの意味すら希薄になる。家業にこだわるのなら社員との運命共同意識こそが命だと思うがいかがか。当然目的や方向が定まらない経営は目先の利益だけに走りがちになり、視野も狭くなりアイデアを経営に生かすことが出来ない。企業(家業)目的を定め、事業の在り方を見直すリスクは絶対に必要だ。(M)

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