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コラム

コラム塗滴シリーズ

2006年06月30日

塗滴 2006.06.21 海外収益がなかったら、ほとんどの・・・

「海外収益がなかったら、ほとんどの(塗料)メーカーは水面下に沈んでしまった」とある役員はもらす。その要因は言うまでもなく原材料コストの高騰にある。高止まりどころか再値上がりする傾向もあり、価格転嫁問題は尾を引いている。ところで市場の現実を見ると「ユーザーはまずコスト」という状況に変わりないものの、「ガソリンがこれだけ値上がりしているのだから仕方ない」というユーザーも存在する。転嫁率の正確なところは分からないが、30~40%ほど。値上げ出来ない理由は山ほどあるというが、価格決定のプロセス自体のあいまいさが一番の問題だ。値上げを要請する一方で、とんでもない単価(特価)が飛び出してくる。「これではまともに値上げ交渉も出来ない」と流通業者はぼやく。弾丸(タマ)が後ろからも飛んでくる状況にある。あいまいさはメーカーの価格政策にも起因する。社内基準はあっても代理店マージンは不透明で、最終価格を誰が決めているのか分かりづらい。ユーザーにとっても価格形成が見えにくく、ゴネ得という部分もある。それであればいっそのことオープン価格制に移行した方が健全な価格形成が可能かもしれない。特に汎用塗料は特価という名のリベートをなくし、価格・取引体系を見直すきっかけとした方が良い。(M)

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