コラム
2006年07月27日
塗滴 2006.07.12 企業が成長するときには必ず・・・
企業が成長するときには必ず内部からのパワーが突き上がってくる。企業が組織であり、組織たらざるを得ないとしても、組織の現状に安住しないパワーが内在化している。組織優先を名目にそうしたパワーを握りつぶそうとするのか、そのパワーを吸い上げるだけの力量を示すのか、企業は岐路に立つ。しかし業界のみならず全面コスト第一主義の流れの中で、組織の管理側面強化ばかりが目立つ。売上が伸びないのなら収益でカバーしろとの理屈。コスト管理の徹底は重要なテーマだが、コスト管理をタテに「リスクのある挑戦」を否定する風土にあるのではないか。結果的に事なかれ主義がはびこり、企業活力は失速する。前置きが長くなったが、内部からのパワーを感じさせる企業が着実に増えている。塗料販売店の中にもパワフルな動きが見られる。古いパターンの塗料販売店は社長と番頭格の営業担当者の2重構造があったが、パワーのある販売店はトップポリシーが一元化している。例えばVOC規制がスタートし、いまだに営業マンに「低VOC塗料を使うメリットはありませんよ」と公然と言わせる販売店がある一方で、「VOC削減とともに作業手順の見直しをしては」とマーケット・インの発想を持つ販売店もある。顧客の立場に立つ意味でも180度違うスタンスといえる。(M)