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コラム

コラム塗滴シリーズ

2006年08月21日

塗滴 2006.8.2 グローバル化の奔流の中・・・

グローバル化の奔流の中、懸命にユーザー追随してきた塗料メーカーも、ここに来てふり返る余裕ができてきたのか、「グローバル品質」に軸足を移し始めたようだ。これまでのがむしゃらさとはひと味もふた味も違うスタンス。国内モデルを海外へ移転するパターンばかりでなく、海外で独自のモデル作りにも着手。その象徴が海外拠点におけるR&D(開発)体制の構築。日本的な顧客の痒いところに手が届く繊細な品質を継承しつつも、ローカルスペック(現地仕様)に合った製品作りが狙い。しかし事はそう簡単ではない。現場は文化の違いからくるミスマッチが日常茶飯で、行動パターンからの誤解も多発する。会社の備品を勝手に私用で使うのはまだ良い方で、公私混同によりビジネスルールを逸脱するケースもあるという。その一方で現地人のマネージャークラス(管理職)が育ってきた面もある。「現地人は現地の人でマネージメント」の方向も現実味を帯びている。日本流をベストとして一方的に押し付けるのではなく、現地からも学習していくことがグローバル企業の条件のひとつ。そのためには国内の企業組織事態ももっと開かれた形にする必要がある。若い人材はグローバル化の方向に何の抵抗もない。それを暗黙の企業ルールで縛るのは、むしろマイナスが大きい。(M)

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