コラム
2006年09月25日
塗滴 2006.09.13 塗料販売店格差がますます鮮明に・・・
塗料販売店格差がますます鮮明になってきた。売上の低迷などから、人材育成に余裕のない販売店が目立つ。その一方でベテラン社員の高齢化が進み、若手が少ないいびつな社員構成になるケースも目立つ。大都市圏では「人を募集しても集まらない」状況にある。待遇面だけでなく「仕事に魅力がない」との理由も。たまに新人が入っても「先輩を見習え」式がまだ多く、モデルになる先輩がいればまだよいが、ヘタをすると育成の方向を誤ることになる。トップは異口同音に「マンパワーアップ」を唱えるが、人材育成をシステマチック(組織的)に実施している例は少ない。いわば「人材殺し」という相反することをやっているようなもの。よく、中小企業だから、規模が小さいから人が育たないとのグチを聞くが、これは言い逃れしているようにしか聞こえない。むしろ中小企業であればあるほどトップの顔が見え、力量が見透かされる。経営者としての見識や社員に対する公正な対応など、根本的なところが問われてくる。プラス面をいえば、ビジネスの現状を認識しコンセンサスができれば組織として連帯感が生まれてくる。トップの現場まかせは論外だが、現場実態を無視した権威の押し付けはもっとまずい。「今何をすべきか」を決め、力を分散することなく集中しなくてはならない。