Last Updated: 2008年10月21日 08:57  RSS 2.0
キーワードを入力してサイト内のニュースを検索できます。

コラム

コラム塗滴シリーズ

2007年01月17日

塗滴 2006.12.20 日本の塗料メーカーの海外生産は・・・

日本の塗料メーカーの海外生産は100万トンを超え、年率で2ケタの増加を続けており、4~5年で国内生産を上回る。既に生産量並びに販売額ともに海外が上回っているメーカーが続々と出現。むしろ収益は海外事業からとの傾向が強まっている。「グローバリゼーションという実態はない。国ごとに事業を取り巻く状況は全く異なる」(大手メーカートップ)と、一筋縄ではいかないのが海外展開ということか。経営リスクを懸念するコメントもある。兵站線が延びきり、品質や納期の維持、つまり“日本並みのサービス”に四苦八苦している実態もある。共通しているのは人材問題。日本から派遣する形からトップクラス以外は現地スタッフという拠点も増えている。それでも人材の底上げは大きなテーマとなっている。そこで重要になるのが企業文化。日本流がベストというわけではない。あるメーカーのトップは「リスペクト(尊敬)しあうコミュニケーションが大事」と言い切る。文化を一方的に押し付けるのではなく、融合の中から新たな企業創造力を生み出したいとの意向がそこに見られる。むしろ海外事業ノウハウは国内事業にフィードバックされることで、もう一段上の世界に通用するスタンダードが生み出されてくる。世界企業への脱皮が始まった。(M)

« 前のコラムコラム一覧次のコラム »

Web特集|ニュース|コラム|インタビュー|データルーム|イベント情報|セミナー情報|リンクネットワーク