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コラム

コラム塗滴シリーズ

2007年02月08日

塗滴 2007.01.24 国内市場は過去10年間で・・・

国内市場は過去10年間で「3分の2にまでシュリンク(縮小)した」と感じる業界人が多い。年間200万トンのラインにかろうじて回復したとはいうものの、そのうちの5-6%は海外への中間製品としての輸出が占めていると見られ、ピーク時の出荷に比べれば30%近くはダウンしたというのも実感としてうなずける。しかしここで大切なことは市場変化の見極めにある。単にユーザーの海外シフトやグローバル化による国内市場の縮小という図式では捉えることのできない要因がある。まずマクロ的にいってこれまでの塗料需要を左右してきた産業連関的変化と連動しなくなってきている点。鉱工業生産とのシンクロナイズ性はますます薄くなりつつある。端的にいって自動車生産についても、過去は乗用車1台当たり2kg平均の塗料が使用されていた水準が失われている。コイルコーティング分野ではガルバニウム鋼の出現で塗装レスの比率が上昇など、塗料の価値(商品力)そのものが変化しているのだ。この変化には流動性が伴っている。携帯電話などのモバイル機器や家電でのPC化は日進月歩の機能アップや薄型化とともに、し烈なデザイン競争下にある。そのため塗料の高輝度化、鮮鋭ニーズは限りなく高い。勝負どころはセンス(感度の方向)。(M)

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