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コラム

コラム塗滴シリーズ

2007年04月04日

塗滴2007.3.14 VOCへの対応はほぼ終了した

「VOCへの対応はほぼ終了した」との声が強まっている。低VOCに向けた製品開発が一巡したことがその背景にある。自動車用はじめ工業分野の水性塗料が開発され、分野によっては第2世代の水性塗料に向かう動きにある。汎用分野のうち建築塗料の水性シフトは鮮明で60‐70%台の水準。遅れていた防食用や自動車補修用においても水性システムがラインアップされてきた。塗料メーカーの立場からすれば、「あとはユーザーが採用するか否かにかかっている」。つまり水性供給の体制はできたということでもある。しかし、工業用分野の水性シフトの動きは鈍い。最大のネックはコスト要因だが、塗装設備で水性導入できないこともネック。例えば携帯電話の塗装ラインは同じプラスチック素材でも、被塗物の形状から薄型テレビのハウジングの塗装はできない。しかしEUのREACH(リーチ)がこの7月からスタート。主旨は化学物質管理だが、ユーザーのマインドを刺激し、水性シフトの呼び水となる可能性も。塗料の開発担当者の指向はポストVOCであるCO2削減に向けられている。「VOCからCO2対応に重点を移す」とのスタンス。水性が導入されてもCO2に関わるトータルエネルギーが低減されなければ意味がないからだ。CO2削減競争が始まった(M)

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