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コラム

コラム塗滴シリーズ

2007年04月09日

塗滴 20073.21 塗料から排出されるVOCのインベントリ(目録)が・・・

塗料から排出されるVOCのインベントリ(目録)が見直され、このほど改訂インベントリがまとまった。それによるとVOC規制の基準年となる平成12年度の塗料からのVOC排出量は84万トンと推計されていたが、改訂では54万トンと改められた。そもそも84万トンという数字は単純に寄せ集めたもので実態とはかけ離れたものとの指摘は当初からあった。最大の問題は塗料と希釈剤・洗浄溶剤との相関があいまいだったところにある。またインベントリする上で日塗工のデータを無視したこともいいかげんな数字が独り歩きした要因といえる。それにしても誤差30万トンという数字は異常であった。VOCに関しては塗料業界が矢面に立たされる結果となったのだから、業界の姿勢が社会から鋭く問われることにもなった。改訂に当たっては日塗工のデータをベースにした推計がなされ、かなり実態に近いものとなった。この点は歓迎すべきものといえる。しかし30万トンの誤差の理由として、ハイソリッド化や希釈率の低下を理由とするのはいかがなものか。寄与分としては弱く、むしろインベントリの推計の在り方が問題であったことを認めた方がよい。それにしても業界責任の重さに変わりはない。供給する側の低VOCに向けた姿勢をき然とした態度で示すべき(M)

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