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コラム

コラム彩事記シリーズ

2007年05月01日

彩事記 技術をもっといかすべきだ 石田塗料・代表取締役 石田明氏

「今が一番楽しい」と言い切る姿に充実感がみなぎる。昨年、自動車アフターマーケット向けに超高輝度メタリック塗料「メタルスター」を販売、今年からは銀鏡塗装「ナノAgシステム」の本格販売をスタートさせた。価格競争が続く中で、オリジナル戦略で差別化展開を図っており、ユーザーからの信頼も厚い。
石田社長は「他の販売店と同じやり方では安売り競争になってしまう。大手ではできないことをやるしかない」との考え方、そんなときに出会ったのが超高輝度メタリック塗料だ。設備を納入した先で工業用として流れていたものをアフターマーケット用に改良を加え、ユーザーニーズにフィットしヒット商品となった。 
更にその納入先から紹介されたのが銀鏡塗装システムだった。「以前からやりたかったが、なかなか良いものがなかった」という銀鏡塗装で品質・コストなど満足できるものを見つけた。ただし、銀鏡塗装に関しては「自動車以外でのニーズが多いだろう」と分析。知人のイベント会社とタイアップした流通網を考えており、「人とのつながりが可能性を広げる」と石田社長は話す。
「他にもまだやりたいことはある。その事業はまだ動き出す段階」とアイデアは次々と浮かび上がるが、もととなっているのは「板金塗装技術をもっと生かすべき」という考えだ。「板金塗装屋は塗装だけでなく下地、表面処理、調色、ぼかし、みがきまでトータルでできる。こうした技術を持つ職人さんをさまざまな分野に生かさなければもったいない」と塗装技術の可能性を信じている。
新たな分野へ積極的に展開しているが、「こうした事業を行えるのも塗料販売というベースがあってこそ」と足元は見失っていない。(桜井)

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