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コラム

コラム塗滴シリーズ

2007年06月08日

塗滴 2006.05.30 上場企業は過去最高益の達成が・・・

上場企業は過去最高益の達成が目立つ。塗料大手も好業績にある。海外事業が業績を伸ばしているのに加え、国内市場は収益性を重視した展開が奏効、連結収益を高めている。大手ばかりでなく中小でも収益性が生命線となっているが、その源泉となるポイントで格差が広がる実態がある。しかし一見当然の方向である収益重視の戦略も落とし穴がある。成熟市場とはいえ成長力は収益性以上に強いファクターを持つ。成長なくて利益なしはややトーンダウンしているが、成長力を引き出す戦略こそが企業活力を生むことも事実。売上が上がらなくても収益が出ていればよしとする消極経営も限界が見えてきた。OEM性の高い分野は別にして、塗料メーカー独自のスタンスで成長戦略の組める汎用分野における成長の方程式を持つメーカーは少ない。ディーラーも同様だ。汎用は「儲からない」との先入観が強い。そのため経営資源投入はOEM分野が優先されてきた。これでは悪循環。先行投資を削減、総コストを圧縮し、そして利益を捻出するスタイルの結果どうなったか。売る現場のモラルの低下しかもたらしていない。成長戦略には大きなビジョンが必要だ。目先の数字を追わせる目標管理のみが目立つ。これでは常に自縄自縛でしかない。営業現場は疲弊。(M)

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