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コラム

コラム塗滴シリーズ

2007年07月10日

塗滴 2006.06.20 塗料業界に欠如しているものは・・・

塗料業界に欠如しているものは多いが、社会常識から見ていかがなものかといった点は手を打った方がよい。そのひとつが、色彩産業の在り方。本音と建前以前の問題として、色彩に関わる人材層の薄さを解消する必要がある。4年に1回のペイントショーで印象付けたとしても、色彩産業としての基盤がなければ逆効果となる。例えば消費者が色の相談をしたいと思っても、相手になってくれる窓口なり業態が全くないというお寒さ。これに比べ欧米は言うに及ばずアジアを含めた世界では住宅や建物のカラーコーディネートの相談はペイントショップが社会常識。特に欧米ではペイントを中心とした壁紙などの商材を扱うデコレーティングセンターという業態が確立している。その売場には女性スタッフが多く配され、消費者と同じ生活目線で壁の色の相談に乗っているシーンが当たり前のように見られる。業界常識では塗料技術の最先端である自動車用で優位に立つことを至上命題とする感覚が強いが、生活者市場に対するサービスでトップを走ることも同じくらい重要なことではないか。本紙はくどいくらいに塗料産業の生活産業化を主張してきた。論旨明解な小林正受会長(日本塗料工業会)は「私の使命は業界地位の底上げ」と言ったことがある。そのテコとなるのが生活者対応(M)

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