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コラム

2007年07月02日

塗滴 2007.06.13 粉体塗料へのシフトが加速している・・・

粉体塗料へのシフトが加速している。溶剤型の焼付タイプからの転換が加速しているのに加え、ボンディングタイプなどメタリックの外観品質が向上していることも市場拡大の要因となっている。しかし欧米に比べ粉体塗料の全塗料に占める割合は低い。欧米では20%に近づいているのに対し、国内の粉体塗料の比率は2%に満たない(数量ベース)。しかしこれには構造要因が絡まっているため、単純比較できない実態がある。欧米では長大な被塗物を効率的に塗装するため粉体塗料が採用されているのに対し、国内は雑多で形状も均一化してない被塗物まで粉体塗料でカバー。このためメーカーの供給ロットは変量で多品種かつ色数も多い。欧米の粉体塗料が一品料理方式だとすれば、国内はアラカルト方式。メーカーにとってはコストアップとなり、利益を出しにくい事業となっている。出荷好調も額面通りに受け取れず、メーカーの台所事情は苦しいのが実態。ユーザーからすると差別化が見えにくく、勢い価格競争の局面が強まる。差別化なき価格競争がすべてではない。その底流にあるのがフレキシブルな技術力・サービス力。ユーザースペックにフレキシブルに対応できる力を培ってきたともいえる。粉体塗料の調色サービス力は世界一だろう。グローバル競争力の視点が重要だ。(M)

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