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コラム

コラム塗滴シリーズ

2007年07月19日

塗滴 2007.06.27 JIS問題は大きな波紋を広げている。・・・

JIS問題は大きな波紋を広げている。JIS表示のない工場の家庭塗料をJIS認定工場の製品として出荷し、法律違反でトップが書類送検される事態にまでなった。他山の石として重く受け止める必要がある。コンプライアンスは市場がグローバル化すればするほど厳しく問われてくる。企業の置かれた状況の認識の甘さが露呈したといえる。ましてやケミカルメーカーであれば環境面からも自らが律するスタンスは必要条件といえる。今回はJIS制度の大きな変化の中で起きたことだが、JIS表示違反はメーカーにとって致命的。マスコミにも報道されるなど、信頼性回復に長い努力が求められるところだ。しかし問われたのはいち企業、いちメーカーとはいえない。むしろ業界体質が鋭く問われたといえる。品質や性能といった製品の根幹に関わる要素に対してもっと開示していくシステムが不可欠だ。法律に違反していなければよいといったスタンスは通用しない。とりわけ環境・安全に関わる品質については先取りするくらいの姿勢がほしい。欧米のケースでは環境対応を優先したために性能が低下することを表示する例も。市場ありきではなく、環境ありきは当然の流れ。ビジネスだからといって利益を優先させ、社会性を無視した行為は退場を迫られる(M)

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