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コラム

コラム塗滴シリーズ

2007年10月04日

塗滴 2007.09.26 日本の塗料メーカーがグローバルプレイヤーに・・・

日本の塗料メーカーがグローバルプレイヤーとなるためには、国内の厳しいユーザースペックで培ってきた技術水準を品質という形でグローバルスペック化することは当然だが、むしろグローバルに徹した経営ポリシーを貫徹する必要があるように思う。ある中堅メーカーのトップは「海外進出はある面難しいことではない。需要は日系企業の進出である程度見込めるのだから。むしろ現地企業としての認知が最大の課題であった」と話す。現地市場にあった生産のスタイル、現地従業員のマインドの汲み取りなど「人間関係を作ることに神経を使い、酒飲の量は日本にいるときより倍増した」と苦笑する。グローバル化とグローバルスタンダードの確立は決して相反する方向ではなく、同時平行的なテーマとなっていることを痛切に感じさせる。このことは逆に日本的品質の優位性ばかりで押し切ろうとすると、大きなしっぺ返しがくるということでもある。日本的なかゆいところに手が届くサービスによって成立している日本品質はどこか無理がある。特にOEM塗料の場合、相手先スペックに基づく供給スタイルなので、品質作りは共同作業といえる。日本的な技術・品質を生かしつつ、グローバルな枠組みをもった新たな技術の確立がプレイヤーの条件といえる。(M)

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