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コラム

コラム塗滴シリーズ

2007年11月29日

塗滴 2007.11.07 自動車関連の国際セッションに参加し・・・

自動車関連の国際的なセッションに参加し、一番印象深かったのは、中国の自動車メーカーの志気の高さであった。それも国営企業ではなく民間企業の経営に対するダイナミックな発想には感動するものがあった。創業して10数年の企業だが、企業ビジョンはグローバルメーカーの方向を明確にしている。単なる誇大妄想というレベルではなく、道筋がそこには感じられる。従って現実の経営課題もはっきりと認識しており、いたずらに固有技術を自画自賛するのではなく、ヒト・モノ・カネの経営資源をオープンにしていく中で、独自の車づくりの思想を堅持する。こうした企業は確かに一面ではコピーした車づくりをしてきた。車体デザインからロゴマークまで日系自動車メーカーと酷似するデザインを採用するなど、国際的にみればアウトロー的存在であった。この面だけから批判するのは容易だが、間違ってはならないのはコピーする技術を蓄積し、既に一部の技術では独自のものづくりの域に達している点だ。国営企業が国策として海外技術を導入したり、合弁の形で自動車技術のレベルを高めてきたのに対し、民間企業はそうしたルートからの技術導入の道はなかった。コピー技術はいわば戦略として展開されたともいえる。もはや侮れる存在ではないのかもしれない。(M)

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