Last Updated: 2008年4月25日 13:11  RSS 2.0
キーワードを入力してサイト内のニュースを検索できます。

コラム

コラム塗滴シリーズ

2007年12月04日

塗滴 2007.11.14 中間決算の時期を迎えた。主要各社とも・・・

中間決算の時期を迎えた。主要各社とも売上・収益は更に高まる傾向にある。過去最高益のメーカーもあるが、こうした業績を支えているのは主として海外事業という構図は、手放しで喜べる状況ではない。足元である国内の事業業績はおしなべて横ばい基調で、収益の大幅な改善は見られない。製造業の国内回帰はあるものの、一部の産業に限られる。木工分野の柱であった家具生産はピーク時の半分以下に落ち込み、海外シフトが進んだ。しかもバブル崩壊後のコスト至上主義により”資材””原料”としての塗料コストの足切りがドラスティックに進み、自動車メーカーの台当たりコストが当たり前になった。商品の品質を左右する塗料コストを切り詰めることは、ユーザーが追求する品質向上を阻害することになりかねない。国内市場はパイが伸びない中で、コスト圧力に苦しむ状況がいまだに続いている。塗料産業は覚醒すべきではないか。OEM性の高い工業用での収益拡大は大きなイノベーションが不可欠。一方の建築汎用市場はサービスを創造することによって新たな付加価値を自由に付与できる。欧米の先進国での塗料産業を支えているのは建築や自補の汎用分野なのだ。グローバル展開には確かな国内マーケットの構築が成功条件であることは言うまでもない(M)

« 前のコラムコラム一覧次のコラム »

Web特集|ニュース|コラム|インタビュー|データルーム|イベント情報|セミナー情報|リンクネットワーク