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コラム

コラム塗滴シリーズ

2008年01月06日

塗滴 2007.12.05 塗料産業は誰のためにあるのか?・・・

塗料産業は誰のためにあるのか?素朴な疑問だが、本質的な問題をはらむ。一部の汎用分野を除き、OEM性が強く、ユーザースペックで供給されている。このため誰のためというとユーザーのためということになる。果たしてそうなのだろうか。VOC削減にしてもユーザーが動かなければ供給する塗料側は手をこまねくしかないとの気分が支配的。事実船舶などの分野では低VOCシステムへの転換は鈍い。そうした実態を無視することはできないが、決してユーザーのためだけに塗料産業は成り立っているわけではない。この視点は十分自覚する必要がある。ユーザーの先にある生活者や社会がその誰にあたる。ユーザーではなく、生活者が構成する社会が塗料産業の基盤なのだ。こんな当たり前のことをいうと、何をいまさらと反論されるかもしれないが、業界は逆転した対応をしているようにしか思えない。ユーザーの声は神の声のように従っていればよしとする事業の在り方が支配的だ。ユーザーの黒子に徹することで生活者や社会から見えにくい産業になってしまっている。インフラを支える重要な産業であるわりに”自己主張”が小さい。ユーザーを超えて主張すべきことは一貫性をもって声を挙げ、社会的マイナスの要求にはNO!と言いたい(M)

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