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コラム

コラム塗滴シリーズ

2008年03月27日

塗滴 2007.03.12 三寒四温の季節だが、塗料産業には・・・

三寒四温の季節だが、塗料産業には春の足音が聞こえてこないようだ。流通が元気でないと産業は衰退するという鉄則は他人事ではない。流通とは単にモノを流す機能を指すのではなく、本来はモノを創造する行為でもあるからだ。メーカーの創る製品を商品にする行為が流通といえる。商品は交換されることによって価値を体現することができる。価値こそが創造の源泉なのだ。ところがメーカーもディーラーもモノだけから価値を創り出そうと躍起になっているように思えてならない。メーカーは自社技術力に自信(?)のあまり製品差別化で市場が創造できると過信し、ディーラーは「メーカーの製品に大差はない」とタカをくくった売り方しかしない風潮がある。双方が誤った関係に立って市場対応していることになる。製・販・装とはいうものの、装からすればメーカーもディーラーも「材料屋のひとつ」に過ぎない。三位一体は共同幻想でしかない。三者がそれぞれ自立した上で製・販・装が語られなければならない。メーカーも流通問題は頭の痛い問題だ。旧態依然とした特約店制度を抱え込み、壊すことにも手がつけられずズルズルと小手先の販売政策でお茶を濁す状況。市場局面が全面的に変わっているのだから、過去形に未来はないと思い定めるべき。(M)

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