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コラム

コラム塗滴シリーズ

2008年03月13日

塗滴 2008.02.27 塗料を売らないとのポリシーが・・・

塗料を売らないとのポリシーが大事になっている。これは逆説ではない。塗料を売ろうと焦れば焦るほど袋小路に追い込まれるパターンが目立つ。当然この背景には市場ニーズの変化が関わっている。コストありきで一見コストしか念頭にない需要業界ではあるが、それに振り回されているとニーズの真実を見失ってしまうことになる。塗料は売らないビジネスを確立すべきだ。塗料が半製品である以上、塗料そのものは商品ではないといえる。塗膜にするプロセスと塗膜から発する価値までの関与を高める必要がある。何をいまさらと言われるかもしれないが、マクロ的なトレンドとなっている環境・健康・安全という社会の安心につながる形で実施しているケースは少ない。例えば技術サービスでは単にユーザーの使い勝手ばかりに目を奪われるのではなく、社会や市場ニーズを汲み取った技術データに基づくサービスにまで踏み込めるのか、こうしたディープなレベルが問われてくる。塗膜から発する価値では有形無形の価値を見える化しなくてはならない。色材のデザインファクターとして調色対応の水準では顧客満足度を高めることはできない。実は塗料を売ることは簡単なのだ。むしろ塗料は売らないビジネスこそ、これからのコーティングビジネスの本道となる。(M)

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