コラム
2008年05月01日
塗滴 2008.04.23 改正大気汚染防止法(VOC規制)は施行から3年目・・・
改正大気汚染防止法(VOC規制)は施行から3年目に入り、3年目以降の見直しが検討されている。検討会の流れはVOC排出削減の効果が評価されたとの見方が主流となっているようだ。特に自動車塗装など直接規制の対象となった施設でのVOC排出削減が顕著となっているためだ。このため大型施設の規制と自主的取組といった現状の規制が踏襲される可能性が強まっている。それとは別にVOC規制はCO2排出の抑制にはならないとの見解もあり、VOCとCO2双方を削減する方法論が定まっていない。その中でCO2削減を優先させるべきとのトーンが強まっている。いずれにしてもVOCもCO2も削減するに越したことはないのだから、新たな規制の在り方は議論されてしかるべきであろう。塗料産業はVOC削減では大きな社会的責任を負っている。率先してVOC削減の方向を更に目指すべきことは言うまでもないが、自主的取組の枠組についてもVOC削減の実を挙げていくアクションプログラムをユーザーと一体となって立ち上げていくことが求められている。VOC削減のための水性転換に消極的であった電気業界が重い腰を上げた。下請けの塗装ラインで水性スペック採用の動きがある。コンプライアンスの立場から本格的取り組みが始まった(M)