コラム
2008年07月03日
塗滴 2008.06.11 都内の施工会社がインターネット上で・・・
都内の施工会社がインターネット上で社員を募集したところ、60名を超える希望者があったという。工事管理など仕事の内容を詳しく紹介しなかったのがよかったという。その前は数人の反応しかなかった。しかし経営トップが驚いたのは応募者の職業に対する考え方。3分の1あまりが40歳代で、その半数が独身。就職氷河期の世代も含まれるが、面接して採用側が戸惑ったのは職業感覚。この世代の人のほとんどが1‐2年の期間で職業を転々としているパターンが目についた。せっかく就職しても腰が落ち着かないようなのだ。その理由を聞くと「自分が求めている仕事ではないから辞めた」といった口吻。それでは自分に合った仕事とはなんですかと聞くと、はっきりした回答はないのだそうだ。つまり漠然と「どこかに自分にピッタリの仕事があるのでは」と思っているだけのようだ。経営トップは40歳代になってもそんな気持ちで仕事を探していることに驚くという。むしろ女性の方に生き方が明確な人が多いと感じている。自分の適性を見極めて職業を選ぶのは当然のことだし、そのために努力することは十分理解できる。ただし適性があるか否かを決めるには与えられたポジションで耐え、努力し、働きやすい環境にしていく目的意識が前提になる(M)