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コラム

コラム塗滴シリーズ

2008年09月29日

塗滴 2008.09.03 景気の後退局面が鮮明になってきた・・・

景気の後退局面が鮮明になってきた。といってもピンとこないのは、景気が良いと言われた時期においても塗料需要を押し上げなかったからだ。かつては景気上昇局面から半年経過すると塗料需要が増加するパターンがあった。しかしバブル崩壊後の経済動向を見て分かる通り、情報関連と海外シフトが牽引する構図となっており、モノづくりに伴う塗料需要増加のパターンは完全に崩れ去っている。端的にいえば日本の製造業そのものが変質したといえる。こうした中でいまだに業界は過去の成長パターンに追随する市場行動しかとっていない。そこにギャップが生じるのは当然のことといえる。抜本的に考えれば産業があって付帯的に塗料産業が存在する形は消滅した。市場の見方、市場の対応を180度転換する必要がある。市場ありきから市場を創る行動へ移行する必要がある。市場創造とは塗料をモノや資材として供給する方向から、塗料の持つ最大のソフト力である色材としての可能性を追求するということである。塗料の機能としてのパフォーマンスも重要だが、遮熱塗料の例のように、他の代替との競争をくぐり抜けなければならない。そこへいくと色材と自称できる商材は塗料が突出し、優位性がある。調色ではなく創色のプロセスなのだ。色が売れる時代に。(M)

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