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コラム

コラム塗滴シリーズ

2008年10月03日

塗滴 2008.09.10 塗料産業と生活者意識とのギャップについて・・・

塗料産業と生活者意識とのギャップについて、あるトップは「40年以上も(生活者に対して)何もしてこなかったのだからどうしようもない」と語る。確かにそれは事実なのだが、いまさら打つ手がないということにはならないのではないか。短期的で即効的な方法はない。むしろ5年後、10年後に向けた段階的アプローチをしていけば、少なくともギャップは小さくなるはずだ。対費用効果がネックであれば知恵を絞れば良い。インターネットなどの情報媒体は1つの手段で、業界の顔を生活者に見せるためにはリアルな部分を確立する必要がある。先進国では車離れが進み、国内でも自動車販売は前年割れが続き、自動車産業の陰りは濃くなってきた。欧米の塗料産業の構造を見ると、OEM塗料よりも建築を柱とした汎用塗料が収益ベースになっていることが分かる。それに比べ日本の塗料産業は新興国型に近い構造で、収益的にOEM需要に依存し、"汎用は儲からない"との通念に支配されている。汎用の低収益性は流通構造が時代のニーズにマッチしていないところに起因する。流通政策を含め、構造改革に着手すべきだ。塗装業者やディーラーの声を聞く前に、生活者の声に謙虚に耳を傾けるべきで、逆を行っている。生活価値創造産業への転換を図る必要がある(M)

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