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コラム

コラム塗滴シリーズ

2008年10月17日

塗滴 2008.09.24 中小塗料メーカーにとって原材料の高止まりは・・・

中小塗料メーカーにとって原材料の高止まりは死活問題として切実さを増している。大手に比べ原材料コストは5~6ポイント高く、その分収益にダイレクトに響く。これまでは販管費の低さなどでカバーしてきたが、それも限界に近い。こうした中で中小メーカー間の互換生産が活発化している。各社とも選択と集中を図っており、不採算品目を他社に委託生産するケースが目立っている。しかしこの方法はこの先5年や10年の延命につながっても、その先は未知数。むしろ対症療法といわなくてはならない。企業にとって目標に向かって成長し続けることは第1条件、これが見失われれば迷走するしかない。ただ救いは無借金企業が多く、まだ体力を残している点にある。国内市場は縮小傾向を強めており、中小といえども海外に需要拡大を求めざるを得ない状況にある。また従来のような技術レベルでは競争に勝ち残ることができないことは明らか。生産システムの老朽化も目立つ。中小のフットワークを活用するチャンスは今しかないかもしれない。とかくオーナー経営の保守体質が指摘されるところだが、逆に考えれば即断・即決の可能性があるということでもある。資本と経営を分離し、持株会社方式による企業連合を結成するくらいの迫力がないと、この難局は乗り切れない。(M)

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