コラム
2009年01月06日
彩事記 人間力の底上げがテーマ 日興(日立市) 社長 中山泰志氏
社長に就任して以来、最大の経営課題としてきたのがマンパワーの底上げ。「少人数の我々のような規模では、能力を高めて競争に勝ち抜くしかない」ためだ。今年に入り昨年作成した中期経営計画を社員の声を取り入れ全面的に見直した。大項目テーマから具体的に数十項目のテーマに細分化。
「経営計画はトップが一方的に押し付けるのではなく、現場を担当する各自がそれぞれ独自の考え、意見をもっている面を反映させた。企業の活性化はどれだけ真剣なディスカッションができるかにかかっている」
マンパワーを上げるにはモチベーションの問題がある。同社はここ数年、地元である日立市で開催される産業祭に出展し、ペイントカラーのコンサルティングや塗替えのキャンペーンを行ってきた。過去には反応ゼロ。ところが最近になって同社の配布したパンフレットを持った生活者が塗替えを申し込んできた。
「やはり継続は力と感じましたね。こちら側が伝えたい思いがあれば伝わるというのが実感です。当社は1級資格を持つカラーコーディネーターもいますので、カラープランニングを絡めた提案をできる強みがあり、地場の一般の方たちに密着することで新たなビジネスチャンスを拡大したい」
その一環として同社倉庫の通り沿いの外壁にミッキーマウスなどのディズニーキャラクターをウォールペイントした。「店の認知度をもっと高めたい」との狙いからだ。
今年11月に開かれた産業祭にも出展し、存在をアピールした。(芹沢)
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