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コラム

コラム塗滴シリーズ

2009年04月01日

塗滴 2009.03.11 塗料の付加価値はなぜ高まらないのだろうか。・・・

塗料の付加価値はなぜ高まらないのだろうか。年間200万トン、純出荷ベースでも180万トンもの需要がありながら、キロ単価は400円弱。40年前と同じ価格帯で売れている塗料すらある。その要因としてよく指摘されるのが力関係。大口需要家(つまりOEMユーザー)の価格交渉力に押し切られるという。しかしこれは実態ではない。もうひとつの要因と指摘されるのが差別化のない製品で競争していることからくる価格形成力の弱さ。この方が要因としては実態に近い。とはいえ根本的な要因とはいえないと思う。付加価値を高めることができないのは外部要因ではなく内部要因のファクターが大きい。業界のビジネスプロセスそのものに起因するのではないか。つまりサプライチェーンが分断されているところにある。塗料と塗装は一体のものでありながら必ずしもサプライチェーン化されていない。これはクレームが発生した場合に顕著になる。塗料に原因があるのか、塗装に原因があるのか、常に問題となる。一体であって一体でないのは、ユーザーや社会から見て不可解であり、この溝を埋めない限り価値の連鎖は創造されない。もうひとつの問題は付加価値はモノにあるのではなく、モノとモノ、モノとヒト、ヒトとヒトとの媒介機能から発揮される点にある(M)

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