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コラム

コラム塗滴シリーズ

2009年04月01日

塗滴 2009.03.18 メーカーの30歳代の若い社員の方何人かを・・・

メーカーの30歳代の若い社員の方何人かを取材する機会があった。とても感動した。当然のことながら業界の現状に対する危機感は強い。強いというよりも痛いような感じがこちらに伝わってきた。彼らは目先の課題とともに50年後の業界の姿を想像して暗然となるようだ。50年後には塗料産業は影も形もなくなっているとの切実なイメージがある。それだけに置かれている現実に厳しい目を向けている。製販装の構造はむしろサプライチェーンを分断し、塗料が本来持つ価値を阻害しており、ここにメスを入れない限り塗料はいつまでもモノや素材でしかない。色彩力といっても限界がある。考えてみると塗料産業はすべからく下請構造に甘んじてきた。塗料メーカーが開発した製品であってもOEM塗料として扱われ、ブランド力が表面に出ることはない。自動車用塗料であればトヨタペイント、ホンダペイントでしかない。汎用は一見するとメーカーのブランド競争のように映るが、それは表面的なこと。作業性、省工程、耐久性などのパフォーマンスのどれをとってもゼネコンや施工側のOEM性が反映されている。これではOEM塗料でしかなく、生活者や社会に対するアプローチが不可能になる。誰のためのビジネスであり産業なのか、原点から考え直すべき(M)

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