コラム
2009年04月14日
塗滴 2009.03.25 世界同時不況は産業の枠組みを大きく変え・・・
世界同時不況は産業の枠組みを大きく変え、世界の在り方そのものを根本的に変革するものとなるかも知れない。表面的には金融不安の解消が優先されるだろうが、地球環境を軸としたエネルギー革命、ロハスなどのライフスタイル革命などを伴っており、21世紀型産業の到来を予感させる。自動車産業自体その在り方は20世紀的であったが、電気自動車に象徴されるように21世紀型へのシフトが急速に進みそうだ。当然塗料産業についても同じ変革が避けられない。低収益の素材型産業の構造は維持できなくなっている。常に市場変化に受け身で、自らの力で需要創造する力に欠ける産業構造は崩れている。目先の輸出産業総崩れ状況にうろたえることなく、毅然として自力で構造改革できるか否かが問われてきた。改革には抵抗や摩擦が伴うが、産業の再生過程では避けて通れない。しかしこの方向性には希望がある。過去のルールに縛られない自由闊達さが期待できる。しかもバージンランド(処女地)が広がっており、勇気と知恵で開拓できるマーケットがある。いうまでもなく生活者を基点としたビジネスがそれ。業界は生活者の前段階の市場で勝負し競ってきたが、ようやく生活者にダイレクトにいく方向に業界の焦点が合いつつある。業界は大変革の前夜にあるようだ(M)