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コラム

コラム塗滴シリーズ

2009年07月28日

塗滴 2009.07.01 世界的な経済危機は塗料業界にとって・・・

世界的な経済危機は塗料業界にとって、カンフル剤となりそうだ。海外に目を向けていたスタンスから、内外事業のバランスに目が向くようになり、国内マーケット、とりわけ汎用事業の足腰を強めないと危機を乗りきれないとの感覚が強まっている。欧米の塗料トップメーカーを見ても、汎用事業を収益源としているばかりでなく、安定経営の基盤となっていることが改めて注目されている。これまでは当然といえば当然の事態なのだが、工業用のいちユーザー当たりの需要ボリュームに目を奪われてきた。それに対し、不特定多数の顧客を対象とする汎用分野は「読みにくい市場」(メーカートップ)であることは事実。しかも通念として販促に金がかかる。汎用を拡大するには投入人員に比例するといわれてきた。つまり営業マンを増員し、草根的な営業活動が勝敗を分けるといわれてきた。これはあくまでも通念、いや、固定観念に近い。しかし危機が既製の枠組みを吹き飛ばしてしまった。ガランとした汎用市場に自由な施策を進めるチャンスがきた。動き始めたのはダイレクトマーケティングに集約される直接お金を払ってくれる顧客に向けた市場活動。高コストとなるだけでなく、商品力やサービス価値を変形させてしまった中間に介在する企業はいらない。(M)

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