コラム
2009年08月04日
塗滴 2009.07.15 塗料の保護機能によってCO2 の排出が・・・
塗料の保護機能によってCO2の排出がどれだけ抑制されているのだろうか?かなりの効果があることは確かだろう。ちなみに金属などが腐食で損失する金額は年間8-9兆円あるとの試算がある。防食対策として塗料が使われるケースは60-70%を占めるため、こうした損失をカバーしている実効性はCO2排出に換算することができそうな感じがする。更にいえば、適切に塗料でメンテナンスされずにスクラップ&ビルドされている物件やモノは限りなくある。地球環境を守る力として、塗料のパワーは無視できないものがある。コストと効果を比べても、他の手法・方法に比べたときの塗料の優位性は不動といえる。しかし、悲しいかな、こうした塗料の底力の認知が社会的に低い。ゼネコンにしろエンジニアリング会社にしろ、かつていた塗料・塗装のエキスパート技術者がほとんどいなくなってしまった。このため塗料サイドに立ってアピールする客観的評価が出されにくくなっている。それならどうだろう。自らの力でCO2削減の効果についてシミュレーションしてはどうか。正確な数値を出すことは難しいし、モノによってCO2削減比率が変化することはあると思うのだが、目安となる基準は作れるのでは。日本塗料工業会がテーマとして追求し、実現してほしいと希望する(M)