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コラム

コラム塗滴シリーズ

2009年09月24日

塗滴 2009.09.02 メーカー各社の原価低減の前に・・・

メーカー各社の原価低減の前に大きく立ちふさがっているのが生産体制。ここにメスを入れなくてはならないことは自明の理なのだが、工場の集約がなかなか進まない。一方需要の柱である自動車・工業用の回復の足取りは鈍い。戻ったとしてもリーマンショック時の70-80%の水準との見方が現状では支配的。当然のことながら工場は稼働率が生命線で、工場採算はひどい状況にある。メーカーの互換生産も一部で活発とはいえ、業務提携といった踏み込みは少ない。不採算品を外注するといった"逃げの姿勢"。これでは応急措置にはなっても、抜本的な対策とはいえない。業界全体の機械的生産能力は308万トン(平成20年塗料製造業実態調査)。単純に考えれば実需の倍近い。とりわけ深刻なのは機械設備の老朽化が進み、生産合理化の面で遅れがある。生産現場の人員がドラスティックに減っていないことでもそれが分かる。生産集約が進捗しないのは、塗料のOEM性によるところで、一品料理(ユーザースペック)が多いところにある。加えて性能に差がないわりに配合は企業秘密との感覚。それでも粉体塗料などは集約され、集中生産される傾向にある。まず必要なのは"生産ありき"といったメーカーの先入観を立ち切り、競争力の視点から生産再編を具体化すべきでは(M)

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