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コラム

コラム塗滴シリーズ

2009年11月16日

塗滴 2009.10.21 消費者=生活者不在の産業に明日はない・・・

消費者=生活者不在の産業に明日はない、と主張し続けてきた。その理由は単純で明解だ。生活空間を活性化できる商材であり、表現力が他の商材に比べて抜群にあるからだ。調色という機能を使えば塗料の色彩世界は他の追随を許さない。最も重要なポイントは生活者市場の潜在需要の巨大さ。例えば内装市場の2割が壁紙から塗料・塗装に置き換われば2~3千億円の市場が成立する。この規模は自動車の新車用と補修用塗料を合算した規模を大きく上回る。それだけではない。外装中心の塗り替え市場に対する生活者意識は「できればしたくない。仕方なくやるなら次の塗り替え時期を延ばしてほしい」という消極的なもの。その背景には価格と品質があいまいで分かりにくく、塗装業者(専門工事業者)へのアレルギーがある。リフォーム産業自体の信頼性があまり高くない。これまで塗料産業は製・販・装いずれも生活者とのパイプをほとんど持たなかった。建設業者やリフォーム業を介しての間接的接点しかなく、塗料は(建設)資材の面しか生活者に触れることがなかったのだ。特に塗料の表現力である色彩や質感といったテイストが伝わることはなかった。生活者との直接的対応は難しい。目先の利益を追求しているだけではかえって信頼を失うだろう。(M)

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