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コラム

コラム塗滴シリーズ

2010年01月06日

塗滴 2009.11.25 一部の塗料メーカーだが、過去最高の増収増益に・・・

一部の塗料メーカーだが、過去最高の増収増益に達したところもある。世界同時不況とはいえ同一不況ではない。好況の要因は中国需要にある。中国に進出した日系弱電メーカーが液晶テレビなどの現地生産を拡大している恩恵に与っている。このため現地の塗料プラントはフル生産に近い状態。これに伴って国内プラントの稼働率が引きあがるといった構図。国内から中間原料として中国に輸出し、現地で塗料の調色対応などを行っているためだ。とはいえ手放しでは喜べないようだ。まず足元である国内需要が売上ベースで10%ほど低下。"中国頼み"が強まっているからだ。国内のパイが増加することはなく、むしろ縮小を加速させる傾向にある。このため打つ手は中国に次ぐ海外市場の育成しかない。東南アジア、インドなどポテンシャルのある市場はあるが、中国に比べれば市場性には限界がある。当然海外事業のリスクを抱え込むことになる。収益が上がる今のうちに5年先の手を打ちたいが、国内に関しては手詰まり感がある。売上より付加価値を、というがそう簡単ではない。巨大市場・中国に飲み込まれてしまうとの恐怖感すら感じさせる。こうしたケースは特別なものではない。中国市場との付き合い方を変える時代に入ったようだ。現地企業として生き残れる形態が模索される(M)

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