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コラム

コラム彩事記シリーズ

2010年02月15日

彩事記 私がモデルになるしかない むさし 代表取締役 藤田義成氏

弱冠38歳でオーナー社長から社長ポストを譲られたときは「真剣に迷った」と率直に語る。ローラー専業メーカーの立場、特に同社はOEM比率が高く、競合他社に比べ突き出た差別化ポイントが見えてこない。将来性に不安があったからだ。


吹っ切れたのは自分がモデルになるとの意思が固まってから。常に営業第一線を回り、現場の声に耳を傾けてきた。ローラー品質に関する厳しい注文はむしろ積極的に受け止めてきた。この姿勢はOEMユーザーからも塗料販売店からも信頼のベース。ここを基点にするしかないとの決意であった。


それからは社員にトップとして何をしたいかを常に発信し続けた。こんなアイデアがあるとか私はこんな動きをしていますなど、発信の内容はさまざま。ストレートな反応はまだ少ないが、少しは将来に安心感を与えられたのではと考えている。


次に着手したのが事業改革。「現状に甘んじていてはジリ貧になる。新しい柱を作りたい」とアクションを起こしている。ローラーブラシ製造をコアとして、第2、第3の柱の腹案を秘めている。またローラーブラシそのものも固定概念を排し、新しい用途、カテゴリーで新規性を出していきたいという。


「私のような者でもトップになれることを社員の希望につなげていきたい。まずは私の行動力が問われると思うので、行動に関する発信を続けることで社員のモチベーションに変えていきたい」

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