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コラム

コラム塗滴シリーズ

2010年03月15日

塗滴 2010.02.17 冬篭りという言葉通り、日本海側の山陰から・・・

冬篭りという言葉通り、日本海側の山陰から北陸、東北北部、北海道は「冬場はビジネスにならない」状況が通り相場であった。よく地元の塗料販売業者は「半年商売」を口にする。逆にいえば半年間で1年間稼ぐという意味にもなる。しかし不況の今日、半年で食い扶持を稼ぐことは至難の業。その一方で暖冬予測は外れ大雪に見舞われた地域ではクルマ事故の多発で自動車補修特需も。「1日に50台も入庫したBPもある」との話。とはいえ冬場の商売が厳しいという現実に変わりはなく、いわば宿命のように受け止められてきた。そんな状況に小さな変化が起きている。お手本となったのが北欧の事例。スウェーデンの国民1人当たりの塗料消費は日本の10倍以上。しかも需要の50%超が建築用。スウェーデンも半年は厳冬に閉ざされる国柄なのに、なぜとの素朴な疑問。北国の人にとって春を迎える気持ちは格別なものである。生命の再生に近い感激がある。それを表現する手段としてペインティングが活発に行われる。建物の劣化を防止する以前に春が来た喜びを建物内外をリフレッシュすることで体感するわけだ。しかも生命力あふれるビビッドな色使いは季節感とマッチして心を躍動させる。北国の人たちに国境はない。冬こそがPRシーズン。春に向けた期待を売るビジネスを。(M)

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