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コラム

コラム塗滴シリーズ

2010年06月21日

塗滴 2010.06.02 もともとストック社会の到来は・・・

もともとストック社会の到来は塗料産業に優位な条件であったはずだ。しかし現実はそう甘くなかった。社会的インフラの維持保全に対しどれだけ寄与できるのか、できるとすれば何をなすべきなのかについての詰めがなく、社会の動きに追随するスタイルを示してこなかったことが最大の要因ではないか。単純化すれば自らの存在感をアピールする力の絶対的不足。決して外部に要因があったわけではない。そこで今からでも遅くはないので抜本的な対策を打ってほしい。国直轄の橋梁は約5万橋ある。今この保全・維持に関心が高まっている。一般塗装系から重防食塗装へシフトし長期保全をとの流れ。これに対し業界は目立ったアクションをしていない。個別企業レベルではしているのだろうが、社会的には見えにくい。何をなすべきか。ひとつの答えはネックとなっている保全コストにメスを入れ、パフォーマンスの高いメンテナンスシステムを構築することだ。しかしこれが結構大変なことなのだ。保全コストの大半は足場架設や前処理、そして環境保全コストにある。つまり本体工事の前後工程に金と人手と時間がかかる。この周辺システムを技術革新することが社会利益につながるのだが、この開発に遅れている実態がある。ここに知恵の結集を。(M)


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