コラム
2010年09月22日
塗滴 2010.08.25 仕事柄いろいろなタイプの方に・・・
仕事柄いろいろなタイプの方にお目にかかる。そのタイプを大別するとユートピアンとリアリストに分けられる。2分割で大雑把なタイプ論になるが、真実はその両方の要素が混在する。単純化して言うとユートピアを指向する人は理想肌で「かくあるべき」との視点からのアプローチをする傾向がある。従って現状に対しては否定的で、抜本的な改革が必要と主張する。そして目標は遠大で、塗料産業の潜在的な可能性に対する期待は大きい。一方のリアリストはあくまで現実の条件からのアプローチが中心。塗料需要に関しても需要業界の動きを想定するため、将来の在り方に厳しい目を向ける。リアリストは数値を重視。過去データをベースにプラスマイナスした推計が信条。そこに希望的観測の余地はほとんどない。筆者の感覚としては9割以上がリアリスト。案外ユートピアンは少なく、その意見はリアリストと比べてトーンが低い。ところで塗料需要はかつての200万トン超をピークに漸減傾向にある。その臨界水準は140~150万トンとの見方から、120‐130万トンまで落ち込むとの予想まで幅がある。いずれにしても200万トン時代は過去の水準との判断。9割のリアリストと1割のユートピアンを合体させると塗料需要の先行きはどうなるか、興味深い(M)