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コラム

コラム彩事記シリーズ

2011年01月26日

素直な感度大切に マルサン塗料(北海道) 代表取締役社長 濱伸一氏

社長に就任してもてらいはない。「まず私自身が素直にものごとを見たいという思いがあります」と語り、この思いを社員と共有するところがスタートでもあり、目標でもある。〈素直〉とはシンプルですねと水を向けると―。


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「確かに単純なことです」と笑う。「しかし市場で何が起きても不思議ではない状況ですから、先入観や固定観念にとらわれることが一番恐い。ひとたび経営判断を誤れば、会社そのものの損失ばかりか、顧客に迷惑をかけることになりますから。予断を持ってものを見ないこと、これは社内問題にもいえることです。こうだったからと決め付けることはしない。常に先を見る上で非常に大切なことだと思います」


同社は北海道で5拠点を展開する道内トップのオートサプライヤー。この地位を築く上で、精密なマーケティング戦略が実行された。地域需要のセグメントを明確にし、顧客別のサービスで競合他社と差別化を図ってきた。その鍵は。
「これだけIT環境が進化すると、生半可な情報サービスの提供で顧客を納得させることはできなくなっています。顧客が求める情報はそれぞれ異なるのですから、顧客が一番課題としているテーマを発掘して、それに適切なタイミングで正しい情報を提供することができなければ評価されません。発掘といったのは顧客自身でも気付いていない課題もあるからです」


素直にマーケットの現実を直視するとともに、中長期的にはマルサン塗料を大きく自己変革していかなくてはならないという。「当社の経営理念に"色を通して豊かな心"とありますが、色彩力をビジネスに注入し、オートサプライヤーの枠組みにとらわれない、マルサン独自のモデル構築に着手していきたい」。

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