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コラム

コラム塗滴シリーズ

2011年02月24日

塗滴 2011.01.26 ナフサの高騰を受け、溶剤が値上がり・・・

ナフサの高騰を受け、溶剤が値上がりしている。塗料原材料に関しても、サプライヤーが値上げのタイミングをうかがっている段階に入った。リーマンショック後の回復を支えてきたのが海外事業と原材料安であり、その一角が崩れる恐れがある。メーカー各社の構造改革の柱はいうまでもなくコスト構造の抜本的再構築。その中核となるのが原材料コストの低減。塗料製造コストに占める原材料費比率は50%超で、製造業平均の40%台を10ポイントも上回る高コスト体質となっている。高原材料コストは平均キロ単価380円台に起因する。決して高い原材料を購買しているからということではない。むしろ塗料そのものの付加価値にメスを入れない限り、原材料コストは低減できないのが道理。しかし、塗料の価格形成力は旧態依然としている。戦略的な価格形成に向かう力が弱い。せっかくブランド戦略を実践しても、売る側の意識が変わらなければ、ブランド価値よりも値引きに走る。つまり、そこにロジック(理論武装)がないのだ。その一方で原材料調達にもメスが入れられようとしている。安くて良い原材料をグローバルに調達するといった単純な話ではない。使用原材料を見極め絞り込み、高度なスペックに統合する本当の技術力が問われてくる。(M)

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