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コラム

コラム塗滴シリーズ

2011年03月11日

塗滴 2011.02.09 過去の呪縛といった凶々しいニュアンスに・・・

過去の呪縛といった凶々しいニュアンスにこだわるわけではないが、業界人のマインドを過去から解き放つことは難しい。「過去がこうであったから」という通念に縛られていると、市場を狭く見てしまいかねない。そこにある市場が変化していないからといって、変化の底流にあるものに目をふさぐ。結局打ち手は過去のパターンとなんら変わらない。特に流通といった常にフレキシブルに変動する局面でこれでは"死に至る病"に近い。例を示そう。過去の戦略的な方向性の中で極めて高いレベルのコンセプトが「カラモニー」(日本ペイント)、「コンサルメイト」(関西ペイント)であった。生活者を指向するためのビジネスモデルになりうる可能性もあったが、事業としては挫折。その要因は運動主体の曖昧さにあった。メーカーは販売店側が主体になるシステムを強調したが、ディーラーはメーカー戦略なのだからメーカーが動くのが当たり前との認識。このギャップは最後まで埋まることはなかった。どちらが悪いということではないが、ひとつ言えることは流通の閉塞感がそこにあった。流通支配をめぐっては消費市場でダイナミックな戦いがある。ダウンサイジングに向けた構造改革には流通そのものの抜本的な再構築が不可欠なのだが、嵐の前の静けさか(M)


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