コラム
2011年04月18日
彩事記 エコ活動を実益に生かす 角コーポレーション 北村幸一氏・角知明氏
環境貢献活動は企業活動に不可欠と理解しつつ、実際社内で意識を共有し、具体的行動に移すのは難しい。同社はそんな環境貢献活動を社内基盤の強化、顧客との信頼構築に生かそうと、新たな取り組みを始めている。
同社は平成12年ISO14001を取得したが、平成21年から「Sumi ECO活動」と称した自主行動指針を策定。エコ活動を通じて、取引先との相互信頼と顧客満足の確立を図ることを目的としている。
当初、ISO取得の目的として、環境及び営業活動への貢献を軸とし、環境に対する意識を社員が顧客と共有し、環境商材の持つ付加価値を提案することであった。
ECO活動への移行について、「ISOを通じて、管理手法とデータの把握に関するスキルは確立できた。今後はいかにしてこれまで提案してきた環境適応型商品をお客様に満足していただき、更に経営につなげていく事が重要」(角裕和社長)と環境活動を実益に生かすための"攻めの姿勢"と位置づける。
その同社独自のエコ活動を事務局として担うのが、リーダーの北村幸一氏(写真左)と環境商材の開発を担う角知明氏(写真右)の2人だ。
基本的仕組みとしては、総務、営業、工事事業部門、営業管理部門とそれぞれに活動内容を設定し、PDCAを重ねながら改善を図っていくというもの。月1回の定例会で成果について社内で共有を図る他、適時に内部監査も行う徹底ぶり。とはいえ「制約がなく、自社に適した仕組みが構築できるため、社員が主体的に行動できるようになった」(北村氏)と手応えを感じている。