コラム
2011年11月09日
塗滴 2011.10.05 超成熟マーケットにあって商品コンセプトも・・・
超成熟化マーケットにあって商品コンセプトもその販促も変化させなくてはならない。注目されている機能性塗料を例にとってみよう。遮熱塗料または高日射反射率塗料のコンセプトはどのメーカーも大同小異。省エネや節電効果をアピールしたものがほとんど。エアコンの消費電力が低下しましたといった一見分かりやすいコンセプトのように映るが、同じコールを繰り返しているだけでは本当の差別化のポイントはユーザーに伝わらない。しかも販促に関しても近似的パターンで販売力をパワーアップしているとは思えない。超とつく成熟化ということを前提にしてほしい。消費構造は必要軸が中心にあるのではない。エコブームだからといってそれだけで踊るユーザーは少ない。むしろエコの連呼のコンセプトは色あせてきている。"地球に優しい"という枕詞の効果は半減。環境に優しいコンセプトは当たり前で、ユーザーから「だから何?」と反発さえ受けかねない。こうした空気を読めないセールスを繰り返していては無駄なコストと無駄な努力をしているのと同じ。もっとユーザーの意表をつくコンセプトを打ち出す必要がある。震災後の消費マインドは大きく変化しているのだから、なおさらフレッシュで心に触れるコンセプトと販促が必要になっている(M)