コラム
2011年12月10日
彩事記 元気はつらつ、てきぱきと 荻野化成東京営業所長 大川智美氏
ママさん営業店長が誕生。入社して9年、内勤の仕事からの抜擢。全国的にも女性の営業拠点トップは珍しいが、同社は女性スタッフが社員の3分の1を占め、女性の戦力化は意識的に行ってきた。外部から見るほど異例のことではない。「私の後に続く女性の所長が出てきてほしいですね」と屈託なく笑う。
東京営業所は神奈川エリアから首都圏エリア進出の橋頭堡で、所長の責任は重い。前任者は現社長であり開発営業の最前線といえる。同社の東京進出に伴って、自ら手を挙げ内勤の仕事についた経緯がある。「もともと新しいことにチャレンジするのが好きでしたし、いろいろな人と接触できるのが楽しい」とポジティブな性格を認める。
てきぱきと仕事をこなし、気配りがあり、顧客からの評判も良い。そしてなによりも努力家だ。2級建築施工管理技士、2級カラーコーディネーターの資格も「試験を受けたら合格してしまった」とあっけらかん。同社の資格援助制度を活用した。
「仕事は面白い。営業開拓は結果がはっきり出るのでむしろやりがいがあります。仕事のノウハウは内勤のルーティンワークの中で身につけることができました」と話す。同社の女性内勤者は商品知識はもちろんのこと、顧客からの問い合わせに対する回答能力のレベルも高い。企業風土として内勤も営業も第一線との考えが浸透する。
大川氏の所長就任もそうした企業風土から必然的に誕生したものといえる。とはいえ東京市場はまた格別なものがある。新規顧客に対しては提案営業を基本としている。請負型の大手塗装会社から町場の塗装業者まで、規模もタイプも違う。
「顧客のメリットは何かを常に考えて提案している。単なる商品紹介だけでなく、施工全般を見据えた提案が大事。新鮮な切り口を大切にしたい」と差別化を徹底する。
東京営業所は大川所長以下、若手社員ばかり。所長としては若い活力を引き出し、フットワーク力で壁を突破するスタイル。
「入社1年目の若い社員もいるので、仕事を通じて社会人として一人前になってもらいたい」とママさん感覚もさりげなくもらす。
とはいえ仕事には厳しい面も。とにかく東京営業所は帰社してからの社内会話が活発だ。そして情報共有の中から明日への活力をダイナミックに生み出している。
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