コラム
2012年01月20日
塗滴 2011.12.14 就活が解禁となった・・・
就活が解禁となった。厳しい就職戦線から学生たちの顔にも緊張感がうかがえる。かつての大企業や安定化(安全パイ)指向は薄れたとはいえ、やはり名の通った企業に就職したいとの気持ちは強い。メーカーや塗料販売会社の採用基本スタンスは欠員の補充。つまり退職の人数分を補完する採用が目立つ。その中で少数派だが、積極的に人員を増やす企業もちらほら。このような時期だからこそ優秀な人材を獲得できるチャンスと踏む。大学の就職指導でも活力ある中小企業を推薦する傾向がある。大企業にはない中小企業の魅力が改めて見直されている。ある大手塗料ディーラーのトップは面接で必ず伝えるメッセージとしていくつかのポイントを挙げる。1つめは中小企業は原則異動がなく、親と同じ地域で働ける点。2つめは結婚しても安心して暮らせること。3つめは大企業のような序列関係がなく、能力を発揮しやすいことを説明するという。大企業にはない側面をクローズアップすることで採用したい人材をゲットする情熱がそこに感じられる。若い人たちにとって塗料産業がどう映るか分からないが、あまり将来有望産業とは見えないだろう。採用する側が塗料産業の社会的役割の重要性、それを担う誇りについて熱意を持って伝えるしかない。(M)