2013/11/16 16:28

公私コンドウ(第7回) 掃除機に惑う

会社の掃除機がある時からコードレスのスタンド式に変わった。自分に掃除当番が回るまで使うことはなかったが、使ってみて驚いた。掃除機にコードがないということが、これほど便利だとは思いも寄らなかった。一言で言うなら自由自在なのである。コードが届かないから、あちらから回るということもない。引っかかったり、ねじれこともない。自分の赴くところに掃除機をあてることができるのだ。大げさでなく、掃除機の革命だと感じた。

それで我が家にもコードレス掃除機を入れようと妻に話を持ちかけたが、そう簡単な話ではなかった。

ある家電量販店の「顧客満足度No.1」の札を胸につけている店員に聞くと、まず吸気力が紙パックタイプの従来型より劣るという。元々、スタンド型は従来機種より劣るが、コードレスにすることで更にパワーが落ちるという。掃除機の役割は果たしていると思うが、どうせ買うなら性能の良いものと迷いが生じる。
極めつけは、我が家の押入れがスタンド式を収められるスペースがなかったこと。

そもそもコードレスは充電タイプなので、押入れに収納することは想定してないと思うが、妻曰く「掃除機を見えるところに置きたくない」と言うのだ。インテリアに対する美的感覚か、はたまた、たまにしか来ない客人への見栄なのか。

ともかく掃除を妻に任せっきりにしている私がいくらコードレス掃除機に革命を感じても、何の意味もないことだけはわかった。