2014/04/04 14:35

彩事記 未知の体験にワクワク 岩手共販(水沢市) 菊池智恵さん


岩手共販で経理を長く担当してきた菊池さんに社長(現会長・田中和夫氏)から突然「リフォームを任せたい」との指示。「自分でも不思議なくらい戸惑いはありませんでした」という。もともと人と接するのが大好き、むしろ未知の分野への興味がわいた。
とはいえリフォームの初歩も分からない現実の中で、お客さんへの対応はキャリアゼロを真心でカバーするしかなかった。「本当に困ったのは現場の職人さんとの接し方でした。私は素人同然ですから、見て学ぶしかありません。相手もまともに扱ってくれず、本当につらいと思うこともあった」と振り返る。
そんな中、猛烈に勉強を始め、2級建築士などの資格を独学で取得。セミナーなどあらゆる機会を捉えてリフォームのノウハウを吸収する。一番勉強になったのは、お客さんの意見を素直に聞くことで信頼が得られたことと、現場の職人たちも徐々に心を開いてくれて現場ノウハウを教えてくれたことだと言う。「職人さんって無口な人が多いけど本質はとても心温かい人たち。こちらが分からないことは分からないと言えば親切に教えてくれました」。
リフォームでいろいろな専門職人が現場に入る中で、塗装職人の気質について、「人柄的にも職人技的にもとても繊細な人たち」と実感した。入隅まで丁寧に刷毛やローラーを使って塗っていく姿からの印象ばかりでなく、仕事への姿勢そのものからもそう感じると話す。「リフォームの職域で塗装は仕上げのプロセス。お客様には工事の出来が見て分かる分野であり、とても大事なポイントになる」。

これからのテーマは、現在1人で担当しているため、見積もりから工事管理までフルで担当しなくてはならず、リフォーム事業の拡大やサービスの充実のためにも「新しいスタッフがほしい」という。会長にはまだ直談判はしていない。フフッと笑みを浮かべた。

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